2011年06月18日
『はまセン』の概要
『はまセン』へのご支援ありがとうございます
「はまセンエリア」の活動が終了したため、26日に閉所式を行いましたが、「南三陸町役場から依頼のあったお風呂設置運営」「浜区避難所のお手伝い(日常作業のお手伝いが中心)」は継続しています。
全国から駆け付けて頂いたボランティアの皆さま、気仙沼市小泉浜の皆さま、南三陸町の皆さま、ご支援ご協力本当にありがとうございます。
【活動の経過とお願い】
3月22日に初めて気仙沼を訪れ、小泉浜にある「浜区避難所」の支援活動を開始しました。
当時は、旧本吉町のはずれにある小さな集落には支援も殆ど届いていない状態で、「わしらの生活は、本当に元に戻るのか」と涙を流しながら問いかけてみえた方もありました。
物資を運び、避難所に断熱シートを敷き、1,000リットルのお風呂を2ヶ所作り、洗濯機を設置し、炊き出しを行い、医師・歯科医師・薬剤師の医療支援、美容師によるカットなどなど…。
しかしこの間、がれきを除去するボランティアの姿は全く見えませんでした。
地域の中をまわると、「津波に襲われた頃の時間」を指したまま止まっている時計がいくつもあり、がれきの山は1ヶ月経っても「最初訪れた時のまま」。
小泉浜の『時』が止まってしまっていたようにも感じられました。
さらに、地域の方からは「ここは、いつでも一番最後になる地域だからね。」という諦めにも近い言葉が…。
小泉浜の「時」を動かそうと、
避難所の責任者や振興会長さんにも相談し、立ち上げることとしたのが「小泉浜災害ボランティアセンター」。通称『はまセン』
4月20日からボランティアの受入れを開始し、地域の皆さまにも様々な形でご協力を頂きました。
避難所施設の間借りだけではなく、駐車場用地・テントサイト用地のご協力、お風呂の共同使用、ボランティア用宿泊施設のご協力などなど…。
朝と夕方には地域皆さんの全体ミーティングに参加させて頂き、お風呂に一緒に入らせて頂いて、地域の皆さんがいつも「顔の見えるところ」で協力してくださいました。
それだけご協力頂いているため、「被災された方・地域からのニーズに100%お応えする」を目指し、
これまで立ち上げたボランティアセンターではタブー視されていた「チェンソー・ユンボー(重機)・ユニック・高所作業」などを積極的に取り入れ、活動を進めさせて頂きました。
今、全国から集まってくださったボランティアの活動を見て、地域の方からは、
「ボランティアさんに勇気をもらったよ。もう一度漁船を買って頑張るよ。」
という声や、地域の役員会でも、
「仮設住宅への入居で地域がバラバラになりかけているけど、ボランティアさんにどこよりも早くこんなに立派に(きれいに)してもらったんだから、今度は自分達が気持ちを一つにして地域を良くしていかねばなんねぇっぺ。」
という声が次々出されるようになりました。
震災で止まっていた「小泉浜の時」が動き始めたように感じています。
これも全て、全国から駆け付けてくださったボランティアの皆さま、地域の皆さまのご協力のおかげです。
本当にありがとうございました。
『はまセン』の、「小泉浜地域に対する支援活動」は完了しました…が、「南三陸町役場からの依頼で『町のメイン入浴施設設置運営』」を行うこととなりました。
被災された方の「災害の爪あととの闘い」は長く長く続きます。
全国の皆さま、引き続きのご支援ご協力を宜しくお願い申し上げます。
『はまセン』気仙沼市小泉浜災害ボランティアセンター
代表 川上哲也
今後の日程はカテゴリの「日程」をご覧ください。
ツイッター:@hamacen
「はまセン」は、個人・団体、性別、年齢、県内外等問わずボランティアを募集!!
「南三陸のお風呂」「小泉浜のお手伝い」共にテントサイト、お風呂、駐車場、洗濯機はあります。
食事は、店舗が復活してきましたので、被災地域の経済復興を考え、自己責任でお願いします。
アクセス:土日の午前中は「GW中及び土日のアクセス」の通りにお越し頂けば、東北自動車道以外は現地まで渋滞していません。
ボランティアの寄書き
これまでに、延べ10,000名以上のボランティアさんが汗を流しました。
お風呂に入れるようになり、
みるみる間に地域の姿が変わり、
地域の皆さんからは「喜びの声」が多数届いています。
「生きる勇気を失っていたけど、ボランティアのおかげで生きる勇気をもらえました。」という手紙も頂きました。
これも全て、活動に参加してくださった全ての皆さまのおかげです。
本当にありがとうございます。
と同時に、新しい依頼も…。
『はまセン』はもう少し頑張ります。
南三陸町役場からの要請により活動を延長しているため、
常勤ボランティア用食材、水、運営資金が不足しています。
ご協力を宜しくお願いします。
口座:仙台銀行津谷支店
普1944841
はまセン
住所:気仙沼市本吉町今朝磯58
アクセス:三陸自動車道「登米東和IC」から約30km(詳しくは「はまセンへのアクセス」をご覧ください)
土日の午前中は「アクセス」の中の「GW・土日のアクセス」をご覧ください。
南三陸町のお風呂運営は、
南三陸町役場(仮庁舎) 〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田56
の下の段にある「はまセン飛騨高山の湯」を目指してください。
ルート概要(小泉浜です。下記をクリックしてください)
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&vps=2&jsv=334b&brcurrent=h3,0x5f8892ddfbe0dc71:0xce6fb9385107a4ad&oe=UTF8&msa=0&msid=205426376973723975842.0004a211a5c5bd6af0535
お問合せ:080-2300-3891またはホームページ右上の「お問合せ」でメールをお送りください。
「はまセンエリア」の活動が終了したため、26日に閉所式を行いましたが、「南三陸町役場から依頼のあったお風呂設置運営」「浜区避難所のお手伝い(日常作業のお手伝いが中心)」は継続しています。
全国から駆け付けて頂いたボランティアの皆さま、気仙沼市小泉浜の皆さま、南三陸町の皆さま、ご支援ご協力本当にありがとうございます。
【活動の経過とお願い】
3月22日に初めて気仙沼を訪れ、小泉浜にある「浜区避難所」の支援活動を開始しました。
当時は、旧本吉町のはずれにある小さな集落には支援も殆ど届いていない状態で、「わしらの生活は、本当に元に戻るのか」と涙を流しながら問いかけてみえた方もありました。
物資を運び、避難所に断熱シートを敷き、1,000リットルのお風呂を2ヶ所作り、洗濯機を設置し、炊き出しを行い、医師・歯科医師・薬剤師の医療支援、美容師によるカットなどなど…。
しかしこの間、がれきを除去するボランティアの姿は全く見えませんでした。
地域の中をまわると、「津波に襲われた頃の時間」を指したまま止まっている時計がいくつもあり、がれきの山は1ヶ月経っても「最初訪れた時のまま」。
小泉浜の『時』が止まってしまっていたようにも感じられました。
さらに、地域の方からは「ここは、いつでも一番最後になる地域だからね。」という諦めにも近い言葉が…。
小泉浜の「時」を動かそうと、
避難所の責任者や振興会長さんにも相談し、立ち上げることとしたのが「小泉浜災害ボランティアセンター」。通称『はまセン』
4月20日からボランティアの受入れを開始し、地域の皆さまにも様々な形でご協力を頂きました。
避難所施設の間借りだけではなく、駐車場用地・テントサイト用地のご協力、お風呂の共同使用、ボランティア用宿泊施設のご協力などなど…。
朝と夕方には地域皆さんの全体ミーティングに参加させて頂き、お風呂に一緒に入らせて頂いて、地域の皆さんがいつも「顔の見えるところ」で協力してくださいました。
それだけご協力頂いているため、「被災された方・地域からのニーズに100%お応えする」を目指し、
これまで立ち上げたボランティアセンターではタブー視されていた「チェンソー・ユンボー(重機)・ユニック・高所作業」などを積極的に取り入れ、活動を進めさせて頂きました。
今、全国から集まってくださったボランティアの活動を見て、地域の方からは、
「ボランティアさんに勇気をもらったよ。もう一度漁船を買って頑張るよ。」
という声や、地域の役員会でも、
「仮設住宅への入居で地域がバラバラになりかけているけど、ボランティアさんにどこよりも早くこんなに立派に(きれいに)してもらったんだから、今度は自分達が気持ちを一つにして地域を良くしていかねばなんねぇっぺ。」
という声が次々出されるようになりました。
震災で止まっていた「小泉浜の時」が動き始めたように感じています。
これも全て、全国から駆け付けてくださったボランティアの皆さま、地域の皆さまのご協力のおかげです。
本当にありがとうございました。
『はまセン』の、「小泉浜地域に対する支援活動」は完了しました…が、「南三陸町役場からの依頼で『町のメイン入浴施設設置運営』」を行うこととなりました。
被災された方の「災害の爪あととの闘い」は長く長く続きます。
全国の皆さま、引き続きのご支援ご協力を宜しくお願い申し上げます。
『はまセン』気仙沼市小泉浜災害ボランティアセンター
代表 川上哲也
今後の日程はカテゴリの「日程」をご覧ください。
ツイッター:@hamacen
「はまセン」は、個人・団体、性別、年齢、県内外等問わずボランティアを募集!!
「南三陸のお風呂」「小泉浜のお手伝い」共にテントサイト、お風呂、駐車場、洗濯機はあります。
食事は、店舗が復活してきましたので、被災地域の経済復興を考え、自己責任でお願いします。
アクセス:土日の午前中は「GW中及び土日のアクセス」の通りにお越し頂けば、東北自動車道以外は現地まで渋滞していません。
ボランティアの寄書き
これまでに、延べ10,000名以上のボランティアさんが汗を流しました。
お風呂に入れるようになり、
みるみる間に地域の姿が変わり、
地域の皆さんからは「喜びの声」が多数届いています。
「生きる勇気を失っていたけど、ボランティアのおかげで生きる勇気をもらえました。」という手紙も頂きました。
これも全て、活動に参加してくださった全ての皆さまのおかげです。
本当にありがとうございます。
と同時に、新しい依頼も…。
『はまセン』はもう少し頑張ります。
南三陸町役場からの要請により活動を延長しているため、
常勤ボランティア用食材、水、運営資金が不足しています。
ご協力を宜しくお願いします。
口座:仙台銀行津谷支店
普1944841
はまセン
住所:気仙沼市本吉町今朝磯58
アクセス:三陸自動車道「登米東和IC」から約30km(詳しくは「はまセンへのアクセス」をご覧ください)
土日の午前中は「アクセス」の中の「GW・土日のアクセス」をご覧ください。
南三陸町のお風呂運営は、
南三陸町役場(仮庁舎) 〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田56
の下の段にある「はまセン飛騨高山の湯」を目指してください。
ルート概要(小泉浜です。下記をクリックしてください)
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&vps=2&jsv=334b&brcurrent=h3,0x5f8892ddfbe0dc71:0xce6fb9385107a4ad&oe=UTF8&msa=0&msid=205426376973723975842.0004a211a5c5bd6af0535
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